肩からかけているバッグのサイドポケットには、文庫本が1冊はさまっていた。
そっと伸び上がって背表紙をのぞきこむと、それはハインラインの『夏への扉』だった。
二、三年前に読んだそれが、とても気持ちのいい小説だったことを思い出して、
僕の口もとは思わずゆるんだ。
そっと伸び上がって背表紙をのぞきこむと、それはハインラインの『夏への扉』だった。
二、三年前に読んだそれが、とても気持ちのいい小説だったことを思い出して、
僕の口もとは思わずゆるんだ。