本が教えてくれたもの
 この「みのり伝説」は、多くのアイデア、エピソードを、フリーライター藤田千恵子のエッセイ集「愛は下剋上」(NTT出版刊)から引用して描いています。
 このさわやかなエッセイ集は、仕事のこと、恋愛のこと、両親のことなど、若い女性が抱える様々な問題を独自の感性で、ユーモラスに、知的に描いており、一読して私は魅了されました。
 「魅力もあるけれど、欠点もいっぱいある等身大の、普通の女性を描きたい。」と思っていた私は、エッセイをヒントにしてドラマを構築するというきわめて困難な、しかしとても楽しい創作にのめりこんでしまいました。
 描き進めていくうちに私は、昔から言われている余りにも当然のことにあらためて気づかされました。それは「欠点も魅力のうち」ということです。おそらく「愛は下剋上」を読んで創作意欲に駆られたのは、そのあたりにあった気がします。
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